日本酒を愉しむ会とは?
日本酒を愉しむ会とは
唎酒師として、酒を愛する情熱と共にたくさんの方々に日本酒の魅力を伝え、日本酒の奥深さや楽しさに没頭して10年が経ちました。
10年の間、日本国中の蔵元さんを訪ね、それぞれのこだわりや想いに触れ、日本酒は、本当に長い歴史と文化を持つ反面、後継者不足や日本酒離れや深い地域の事情があることを知り、日本酒好きな私にも何か日本酒文化継承と発展のためにできることはないか?
私の答えは、日本酒の情報を当たり前に伝えることより、私が直接伺った全国の蔵元さんの想いやご苦労、生の声を広く皆さんに知ってもらって、そして興味をもってもらい、たくさん日本酒を飲んでもらう手助けをしようという事でした。
日本酒は、単なる飲み物ではありません。日本人の心を表すもので、歴史と伝統を背負ったすごい飲み物です!!それをお伝えすることはもちろんのこと、私にとって一番大切なのは、皆さんとの出会いです。お酒を通じて新たな友情を築き、笑顔と感動にあふれる特別な時間は、私にとって宝物です。
私が主催する「日本酒を愉しむ会」では、毎回、テーマを決め、全国各地の蔵元さんへ足を運び、それぞれの蔵元さんのこだわりや歴史、喜怒哀楽などをお聞きし皆様にご紹介します。
そして懇意にさせて頂くことにより、蔵元でないと飲めない希少な日本酒を東京にいながら飲むことができ、日本中の蔵元を旅した気分をお楽しみいただけます。
そして、参加者の皆様には、好きな日本酒の発見、日本酒作りの知識、和食だけでないお料理とのマリアージュ、日本酒好きの集まりだからこそのコミュニケーションと新たな日本酒との出会いの場を提供できればと考えています。
もっと身近に日本酒を感じて頂くことにより、新たな日本酒の世界へご案内いたします。
日本酒の魅力
私にとって日本酒とは、日本人に生まれてよかったと実感させてくれるもの。
今や世界遺産にも登録されている「和食」。
世界的に見てもこの和食の文化は、唯一無二の存在で私たち日本人の誇りであり宝です。
そのため、和食と共に楽しむのは日本酒です。
ですが、様々なジャンルの料理とのマリアージュも楽しむこともできます。
でももし、肴に迷ったら、いつものご飯のおかずで合わせてみて下さい。
日本酒は、米でできています・・・つまり、私たち日本人の主食であるご飯の食卓に並ぶおかずは、どれも日本酒と相性が良いのです。
日本酒は、酔うという方には、ロックで試してみることをおすすめします。日本酒をロックで飲むことについて、「邪道だ」と言う意見もあるかもしれませんが、それは問題ありません。なぜなら、それは個人の自由なのです。自分に合ったアルコール度数で楽しむことで、充分に日本酒の味や香りを楽しむことができるのです。
料理や気候、気分に合わせて、熱燗、ぬる燗、人肌燗、燗冷まし、冷酒、常温など、さまざまな温度帯で楽しむことができるのも、日本酒ならではの魅力だと感じています。
最後に
これからも、「日本酒を愉しむ会」で心躍る出会いと、日本酒の魅力に満ちたひとときを、一緒に過ごしましょう!新たな冒険が始まることを願って!